イドの中の蛙

映画を中心として物語の感想、考察

攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETYの感想、考察

[あらすじ]

攻殻機動隊 2nd GIG』のラストで主人公の草薙素子はある人物のゴーストを求めて、公安九課から失踪してしまいます。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』は草薙素子少佐が疾走した後の物語。傀儡廻という凄腕ハッカーが暗躍し、バトーにトグサを始めとする公安九課が追跡するというもの。

[考察の前に感想を述べるよ]

一期と二期はそれぞれ30分×26話だったが三期は映画(正確には違うが)なので130分!!

ボリューム無さ過ぎでしょ〜。
それに伴って謎を多く残したまま終わる。

(だからこうやって考察が書けるんだけどね)

なので、好き嫌い分かれそうですね。

余談だけど、ダイニングメッセージで”傀儡廻”と書いたの凄いよね。絶対平仮名のほうが楽なのにね。

 

[考察に入るよ!]

(目次)

  1. 傀儡廻の正体
  2. 傀儡廻はなぜ少佐と有線したかったのか?

 

  1. 傀儡廻の正体

これは作中のセリフから分かる

 傀儡廻「今まで多くの意思と並列化をして来たんだ…。集団的深層無意識が一人歩きし初めても、おかしくはない。」

つまり、”少佐が並列化しまくったせいで集団的深層無意識が一人歩きした者”傀儡廻である

「...『集団的深層無意識』ってなんだよ!」という気持ちも分かる、落ち着きたまえ

ここで今回のタイトルを思い出そう。

攻殻機動隊S.A.C. SSS だ。

これのS.A.C.とはスタンドアローンコンプレックス(以下SAC)のことでこのアニメシリーズはいつもSACと関係があったのだ。

では、SACとは何か。それは「1人の媒介者から多数のの模倣者が生まれること」(正確には違うが)である。

 

傀儡廻(コシキ)が少佐と有線をしているシーンの最後では傀儡廻の顔がクゼ、ゴーダ、アオイ、バトー、少佐、コシキ、トグサ、荒巻などに変わる

つまり、集団的深層無意識はSACとは反対に「多数の媒介者から1人の模倣者が生まれること」(これも正確には違うけど)なのだ。(多分)

しかし、最初のセリフには続きがある

「これでSolid Stateは完成する。我々は消滅する媒介者となって、次のソサエティに介入して行こう…」

我々=傀儡廻=集団的深層無意識なので集団的深層無意識は消滅する媒介者でもあることになる。

これは媒介者が多数いるので集団的深層無意識によって生じる模倣者が(SACによって生じた模倣者よりも)有能になり媒介者との機能も果たせるようになるからだとこじつけた

  • 上:SACの場合
  • 下:集団的深層無意識の場合

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 (雑過ぎるけど我慢してね笑)

 

2.傀儡廻はなぜ少佐と有線したかったのか

傀儡廻は作中で”少佐と有線をするために誘い出した”と言っている(セリフは考察サイト回ったけど見当たらなかった(´・ω・`))。

なぜ、傀儡廻は少佐と有線したかったのか?

この問題で大事になってくるのはSSSでは少佐は2年前に公安9課を離れ個人的に事件を捜査してるいわば義賊なのである。それは何故か?

これは最後に言及されている

少佐は自分の非力さを組織やシステム(公安9課)のせいにしていたから公安9課を離れたのだ。

また、コシキ(傀儡廻義体)が死んだのは2年前で、少佐が公安9課を離れたのと同じ年である。

このことから考えるに、傀儡廻は少佐が公安9課へ戻りたいと思っている意識(集団的深層無意識)で、SSSの少佐は自らの非力さを公安9課のせいにして戻りらなくてもいいと思っている意識である。

しかし、公安9課は引き抜き式なので傀儡廻では入れない(入れそうな気はするが)ので、少佐と有線し意識を一体化させて(アニメ1.2期の頃に戻して)公安9課に戻りたかったのでなかろうか。

ちなみに、作中の最初のほうでコシキと少佐のセーフハウスのある階ですれ違うが少佐は気にかけていない(その階には少佐のセーフハウスしかないので本当はかなり不自然)もコシキ(傀儡廻)は少佐の無意識なので気にかけなかったと言える。

また、コシキがセーフハウスにいた理由だがコシキは少佐の義体を使っているからである。

よって、作中で少佐は同時に二体までしか義体を動かせないと言っていたが、無意識に三体目の義体(コシキ)を常に動かしていたことになる。流石、エスパーより貴重な人材である。

 

[最後に]

1個目の考察は無理矢理感あるけど、2個目の考察は当たってるんじゃないでしょうか?

初めて、映画考察のブログを書いたので文章や考え方が稚拙な点が多々あるでしょうがお許しくださいm(_ _)m

 

[参考文献]

http://ciatr.jp/topics/44366

http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/22284/24373/15332022